過食症歴10年目に摂食障害の原因と真剣に向き合って対策した行動

過食症となってから10年が経ちました。
摂食障害の原因についてこれまで向き合ってこなかったこと、逃げていたことと真正面から向き合うことにしました。
私が摂食障害を改善するためには、自分のマインドを変える必要があると思いました。だから、自分の中で正直に思ったことを書いています。
あくまで個人の考え方で10年間過食症と向き合って自分が改善するためにとった行動です。だから、正しいことや机上の治し方を知りたいなら病院で聞いてください。私は病院に行っても改善しなかった経歴があるため、自分が変わるしかないと思いました。

この記事は自分のために書いた「言葉」や「メモ」を繋ぎ合わせてまとました。
ここからはですます調ではありません。誰かに正しいやり方を教えるなんて大それたことではなく、これは自分自身へのメッセージでもあります。

 

摂食障害はあくまでも自分の一部

自分自身が摂食障害なのではなく、私の中の一部が摂食障害。
だから、私自身よりも摂食障害が強くなるわけじゃない。

私の中には『健康な部分』と『摂食障害の部分』がある。

 

『健康な部分』を強くしていければ、『摂食障害の部分』が弱くなって、いずれ回復していける。
でも回復は簡単にはいかないし、数か月で良くなる事もあれば、何年もかかる事だってある。決して諦めないで挑戦していくことが大切。

私の中の健康な部分と摂食障害の部分

よくなりたいけど、これ以上太りたくない。
だけど摂食障害から回復して健康になりたいと思っている。

 

摂食障害の部分は体重を増やしたくないと思っている。
過食はしてはいけないと思っている。でも、何か嫌なこと、悲しい事、イライラす事に遭遇すると過食してしまい、コントロール出来なくなる時がある。
過食しないようにと言い聞かせる健康な部分と、嫌な気持ちは食べ物を詰め込んで忘れてしまえと言って話しかけてくる摂食障害の部分。摂食障害の部分が勝つと、コントロールがきかなくなり過食してしまう。栄養のある食事で心も身体も満たしたい。でも急に甘いものを好きなだけ詰め込みたくなる。
健康になりたいと思っている。でも摂食障害の部分が不健康な食べ方をしたがる。
自分の中にはふたつの部分が存在するという事を理解するのが大事。
健康な部分に気付いて、摂食障害の部分に抵抗する。

回復する為には摂食障害行動を完全にやめる

その時に起こった嫌な事、

職場での人間関係のモヤモヤした気持ち、

子育てのイライラ、

お金の不安、

その気持ちを感じないようにする為に摂食障害行動をとっていた。
しかし摂食障害から完全に回復する為には、自分の中で何が起きているのか
を考えて、摂食障害以外の行動での対処方法を身につける必要がある。

摂食障害の部分は、嫌な事が起きたら甘いものを沢山詰め込んでしまおうと
提案してくるが、甘いお菓子、甘いパンを食べても何も解決されない。

健康な部分が十分に強くなって、あらゆる状況で直面した時の対処方法を
知ることが出来れば摂食障害の部分が存在する理由はなくなってくる。

 

健康な部分を強くして過食症に耐性をつける

摂食障害でも健康な部分とは?

・ありのままの自分を受け入れて、堂々と生きたい
・大事なのは痩せている事ではなく、心と体が健康でいる事
・痩せていても健康でなければ意味がない
・家族と美味しい御飯を美味しいと笑って食べたい
・自分は自分で、周りと比べない
食べると悪い食べものがあるわけではない
食べると太る特定のたべものがあるわけでもない
・悲しい気持ちに直面した時に食べて解消しても嫌な気持ちが増すだけ
・食べ物を制限しても、後から過食衝動に襲われてしまう
痩せる事はもう諦める。体重に振り回される人生はもう沢山!
 

摂食障害の部分への気付き

・過食をする前に、日記をつける事が大事。
・過食にしがみついている部分を理解する。
・自分自身が摂食障害の部分に反論する力を身につける。
・健康な部分を強くしない限り、また摂食障害の部分の力が強くなる。

自分の中の摂食障害思考と健康な部分の対話をしてみよう!

(摂食障害思考)
今日は何か疲れたし、イライラする事が沢山あった。
だから甘いお菓子と菓子パンを食べたいだけ食べてしまおう。

(健康な部分)
確かに今日は嫌な気持ちになる事が多かったね。でも、甘いものを詰め込んだ
からって何の解決にもならないし、体に負担がかかって心と体が余計に疲れるだけだよ。

(摂食障害思考)
でも、食べる事以外に解消方法が分からないし、今までもずっとそうしてきたもの。
食べないと落ち着かないよ。

(健康な部分)
疲れた時、嫌な気持ちになった時、空虚感、孤独感を感じた時に過食を繰り返し
てきたけど、過食をした後は必ず余計に落ち込んで自分の事を嫌いになったりしてきたよ。
過食をしても心は満たされないよ。まずは、ヨガでもして気持ちを落ち着けてみようか。

(摂食障害思考)
半年で10キロも太ってしまった。今日1日過食したって、どうせ太っている事には
変わりないよ。のどの奥がつかえていて、どうにもならない気持ちなんだ。

(健康な部分)
過食したい気持ちを我慢して、その代わりにバランスが取れた食事を食べてみようよ。
あったかい味噌汁も一緒にね。そうしたら、気持ちが落ち着くかもしれないよ。
前にも過食したくなった時にバランスの良い食事をとったら、それで満たされって
事があったよね。
それに、今日1日我慢しても何も変わらないというけど、次に過食したくなった時に
またそれを乗り越える為のスキルを強く出来るんだから無駄じゃないよ!

摂食障害の部分が出てきたら、健康な部分を使って反論しよう。
摂食障害部分に反論出来るようになり、健康な部分を強くしていけると
また摂食障害思考が出てきた時に、どのように言い返して抵抗したらいいのかが分かるようになる。

対話を繰り返し行う事は、健康な部分が主導権を取り戻す為にとても大切。

 

摂食障害思考が出てきた時に反論する為の私の言葉リスト

・今食べ物を詰め込んだら、もっと辛くなるよ。今までも同じ状況になった時、過食する度に余計に落ち込んで心も身体も重くなってしんどくなってたよね。
・ちょっと食べ過ぎたからって、それは過食じゃないよ。少し食べ過ぎたから、もういくら食べても
同じじゃないからね!
・カロリーばっかり気にしないで、自分の本当に食べたいものを食べた方が心が満たされるよ。
・過食したいなと思った時は、時間をかけて美味しいバランスのとれた御飯を食べてみようよ!
・のどの奥にある違和感、つかえは過食したいの合図じゃないよ。
・痩せたところで心は満たされない、一生懸命体重を減らしたとしても心が空っぽなら何の意味も無いよ。
・痩せている事より心と身体が健康な事の方がよっぽど価値があるわ。
・娘と笑って美味しいねと御飯を食べれる事が何よりも幸せだわ!それより勝る事なんて何もないわ!
・もちろん今はお金の不安があるけれど、これから働ける時間は沢山あるから大丈夫。未来が不安になって
その気持ちを掻き消そうと過食しても何も変わらないよ。今出来る事をしようよ!
・のどのつかえを感じたらまずは5回ゆっくり深呼吸してみよう。落ち着くはずだよ.

食べ物の種類の問題ではない

今まで約10年間摂食障害で苦しんできたが、勉強するうちに分かった事。
それは過食症は食べ物が原因で起こっているわけではないということ。
小麦製品のグルテンのせい、砂糖のせい…食べ物が悪いからいけないんだ。
そう思い続けてきたけれど、そうではない。

私の中で過食衝動に襲われる時、摂食障害行動を取ろうとする時、必ず何か別の問題が起きている。

 

最近過食衝動が起こった時、何があった?

ちょうど1週間前に酷い過食衝動が現れて、のどの奥につかえを感じた。
あ~甘いもの食べたいな~パン食べたい、どうしようどうしよう。

その直前に何があったか考えてみると、私は仕事をネットで探していた。

でも、少し前に見た求人と特に変わらず、良い仕事ないなと思った。

仕事辞めてお金が無いし、働かなきゃいけないのにどうしよう。

金銭的な不安と次の働き場所の不安を感じた。

過食衝動が起きたのは、心の中に不安を感じたから、その不安を感じないようにする為に
食べ物へ気持ちをそらそうとしていたのだ。

私はいつも引っ掛かっていた。体重を管理したり、ダイエットに励む人が沢山いる中で
何で私が過食症となり、周りの人はなっていないのか。
その違いは何なのか。それを考えれば考える程、自分が弱い人間に思えて仕方なかった
けど、本当はそうじゃない。

《摂食障害を発症するかどうかは、どんな環境で何をどれだけ食べるかより、 持って生まれた要因が深く関係する》

私は3人姉弟の真ん中で、姉と弟とは小さい時から今でも仲が良い。
姉と弟の事は尊敬しているし、大好きだ。2人とも頭が良いし、優等生だった。
私もそれなりに追いついてはいたけど、今現在は2人にはとても敵わないと思っている。

私の性格はどんな性格?

(プラス面)

・優しいし、気遣いが出来る。
・要領が良く、テキパキ動ける。
・協調性がある。人に合わせられる。
・洞察力がある。

(マイナス面)

・人からどう思われているのかを気にして動けなくなる。
・でも自分は人の事を批判する。
・何かを考え始めると止まらなくなって、マイナスの方に先々を妄想してしまう事
がある。
・人に合わせて疲れる。本心はそう思ってないのに、合わせてしまう時がある。

特性はマイナスにもプラスにも出来る。自分の中でマイナスと思っている部分も、考え方ひとつでプラスに変える事は可能。

 

私が抱える摂食障害以前の問題とは?

・自尊心が低い。
・完璧じゃないといけないと思っている。
・逃げ込める所、対処のスキルを知らない。
・人に評価されるのが怖い。

私に必要なのは、ありのままの自分を受け入れる事。自分を好きになって、今のままで十分に価値があると思う事が出来るようになること。

 
過食衝動が起きてのどの奥につかえを感じるのは警告シグナルで、それがある時は何かしら自分の中に問題が起きている時だと分かるようになる事が大切。

そして回復する為には、心にある思考や気持ちに健康な方法で対処出来るようになる為にスキルを身に着ける事。
考え方が変わるにつれて行動も自然に変わるを待つのではなく、先に行動を変えて
その行動に合うように考え方を変えるように訓練する。
怖くても挑戦し続けると、怖い気持ちは必ず時間と共に和らぐ。
 

過食症を手放すと何が起きると恐れている?

・未来を見ないふりして、とりあえず過食をしてごまかしてきたけれど
過食症を手放したら、金銭的不安と向き合わなければならない。

・仕事で疲れると過食していたけれど、過食を手放したら
人間関係の部分でももう少し向き合わなきゃならないかな。。

私は体重に対処していたはずが、他の問題を過食して対処していた。認知の歪みに抵抗して考え方のバランスをとれるようになれば回復に進むはず。

 

体重を測らずにありのままを受け入れる事の重要性

過食症の症状が1番酷かった時、私はどんな状態だっただろう?

思い出してみると約半年前、この10年間で1番過食が酷かった。
甘いパンを10個食べては代償行為、食べては代償行為の繰り返しだった。
無理矢理の排出で、すぐに空腹になったような感覚になり、どれだけでも食べられた。
もうこうなってくるとコントロールは全く出来ない状態で、何が普通なのかも分からない状態だった。
そのうち嫌な事が無くても、仕事で疲れたら、暇になったら過食するを繰り返して
気付いたら半年で10キロ増。

こんなに短期間で一気に体重が増えてしまう事があるなんて、信じられない気持ちと
絶望感を感じていた。

栄養の偏りで頭は痛くなるし、過食の繰り返しで身体中痛かった。

 

本当に辛い毎日でここから抜け出したいと心の底から思い、過食症を根本から
治そうと誓った。

 

摂食障害日記をつけて振り返りをする

摂食障害で苦しい気持ちを抱えたままでいても、またモヤモヤが募って過食衝動に走ってしまう。自分を分析することが摂食障害の克服に役に立つ。だから、日記をつけることが大事となる。
日記と言っても、自分が過食して気が付いたことを書いてみよう。そうすることで、自分を分析できるし、過食頻度を確認することができる。

私が実際につけている日記

12時頃に過食した。昼ご飯を食べた後に過食。
その時はパソコンで作業していた。上手く進まなくてモヤモヤ。
嫌になった。そして過食。客観的に少し見ていた部分はあったけど、過食衝動に勝てなかった。

8日間過食しなかった自分を褒めよう!一気に良くなるなんてないんだから、今日は過食してしまったけどまた切り替えよう。
こんなにお腹がいっぱいなのは不快。
でも少しヨガをした。落ち着こうと思ったから。

体重計に乗ってしまった。惨めな気持ち、落ち込み。
体重計に乗っていいことなんてないな。もっと悲しくなるだけ。回復の為には体重計に乗るのはやめよう。

昨日の過食で朝起きた時にとても頭が痛かった。お腹は張っているし、とても不快。
やはり過食は身体にとても負担をかける。身体が疲れる。
バランスの取れた食事が一番元気で居られる事を改めて認識した。

ブログを書く

 

日記の変わりに最近こんなブログを書いている。

過食症を抱えるママが摂食障害を治すためのブログ日記

 

ブログはスマホからいつでも自分で読み返すことができる。
それに他の摂食障害で悩む読者との交流もできるので、一人ではないと勇気づけられることもある。
もちろん摂食障害についてよく知らない人は平気で傷つけるようなことを言う。
そういうネガティブな意見には絶対に耳をかしてはならない。